『在宅療養支援診療所 りんりんクリニック』は “自宅で安心、快適に暮らすお手伝いのできるクリニック” を目標に
平成22年10月に安芸郡熊野町に開業しました。
来院型の医院とは違い、定期訪問診療(患者さんのご自宅へ医師、看護師が訪問する)という形で、
在宅の療養をサポートしながら、必要時には、24時間365日 すぐにかけつけることができる体制を整えている医療機関です。
人は皆、病気になり、死を迎えます。
病気にかかり、障害をもち、それでも最期まで生きていきます。
その最期まで生きていく過程をいかにその人らしく過ごすかを手伝う医療が在宅医療であると信じています。
↑クリニックで栽培している林檎の花
クリニックでは、りんごや梅・さくらんぼ・金柑・アーモンド・オリーブなどの果実を栽培しています。
植物の成長は、人間の生命のサイクルと同じです。
花が咲き、実がなり、その種子は新しい子孫を残します。
花だけを観賞する植物は、花が終わった時の寂しさを感じてしまいます。
しかし、実のなる植物は、花が咲き、その後に実をつけ、成長し、収穫してみんなで分け合えるたくさんの楽しみがあります。
クリニックで育てている果実の成長が、患者さんにとって、生活の中の小さなアクセントになってほしいと思います。